こんにちは!
ゆかり整体整骨院の青木です。
こんな雨の日は体調がどうも悪くて、頭痛などの体調不良、倦怠感に襲われる方も多いのではないでしょうか?
今日は体調と密接に関係する天候と自律神経の関係性についてお話します。
自律神経には、活動時や興奮した際、体をがんばらせる交感神経と、休息時やリラックスした状態の時に体を休ませる副交感神経があります。
この2つの神経が交互に働いて、体の代謝、内臓の働き、免疫の調整、体温の調整を行っています。
交感神経が活発になってしまうと、気持ちが高ぶりイライラした感じになり、胃腸の働きが悪くなります。
対して、副交感神経が活発になってしまうと、代謝が低下してしまうこともあります。
自律神経は、自分の意志で動かすことのできない内臓の働きを管理しています。
内臓の働きが乱れてしまうと、エネルギーを身体に供給したり、有害なものを体から排出する機能が低下してしまいます。
日中は交感神経が働き、夜間は副交感神経が働くのが通常のサイクルです。
しかし、天気が悪く低気圧になると、空気中の酸素濃度が薄くなるため、体は酸素をうまく取り込めなってしまいます。
そうなると酸欠状態となり、体が苦しい、休まなくてはと、副交感神経を活発にさせ体を休ませようとします。
そうなると、昼間であるにもかかわらず副交感神経が活発になり、逆に夜は交感神経が活発になるなど、自律神経のバランスが昼夜逆転してしまいます。
これにより低気圧時に自律神経の乱れがおこるメカニズムが生まれるのです。
特に毎年、5月~8月辺りは低気圧となっているので、特に以下のような症状がよく起こるので注意が必要です。
偏頭痛は気圧が下がることで、脳内の血管が拡張します。
その結果、神経が圧迫されてしまい、頭痛を感じやすくなります。
身体の器官で気圧を感じるのは耳なのですが、低気圧のせいで脳が体が揺れていると情報を体に送ります。
しかし、実際揺れていないので、そのギャップのせいで自律神経を乱しやすくなるため、痛みや肩コリなどの諸症状を誘発する原因となるのです。
自律神経は腸内もコントロールしています。
自律神経の乱れにより、交感神経や副交感神経のスイッチの切り替えがうまく行われず、腸の働きも乱れてしまいます。腸以外の臓器にも多々影響が現れるので胃もたれ・動悸・息切れなどの症状もおこります。
当院は、雨の日は特に体の中枢部より先端部の施術を意識しています。
先端部というのは頭・指先・足先のマッサージです。
頭頂部・手指・足指には自律神経を調節するツボがたくさんあり、これに特化した施術コースもご用意いております。
さらに鍼灸治療と組み合わせるとなお効果的であり、雨の日の不定愁訴にはおすすめです。
天候の乱れ、気候の乱れが目立つ時期ですが、大事なお身体、決して無理はせずにしっかり休息をとり元気な毎日をこれからも送りましょう。