股関節の動きが硬い、痛みがでる、そして腰にも負担が…
というあなた!股関節に痛みを持つ人は全国で400〜500万人いると言われています。
そのうちの大半が変形性股関節症だとか…
股関節は他の関節と違い、深い所にあり筋肉や靭帯に囲まれています。
そのため症状を自覚しにくく、進行してから気づくことも少なくありません。
症状として最も多いのは、足の付け根の痛みや違和感です。その他、臀部や大腿部・膝の痛みとして出てくることもあり、そのため股関節の病気だと気づ
かない人が多いとのこと。
また、左右に揺れて歩くというのも変形性股関節症のサインです。
歩いているときに人に指摘されて気づく人もいます。あぐらをかきにくくなったり、靴下の着脱や足の爪切りが困難になったりすることも症状の一つです。
変形性股関節症の痛みの原因として股関節の一部の発育不良が考えられます。
股関節は骨盤と大腿骨のつなぎ目の関節で、大腿骨の先端を臼蓋という穴が包み込む構造をしています。
股関節の構造を説明すると、大腿骨の先端にあるボールの形をした大腿骨頭と、骨盤側で骨頭の受け皿になる深いお椀の形をした臼蓋との組み合わせでできた、球関節と呼ばれる関節形態です。正常な股関節では、寛骨臼が骨頭の約4/5を包み込むことで関節を安定させています。股関節には、普通に歩くだけでも体重の3~4倍の力がかかるといわれています。この力を支えられるよう、股関節は筋肉や腱などで全体が覆われており、安定性を保ったままいろいろな方向に動かすことができます。
股関節の機能を正常に維持するためには、関節に負担を掛け過ぎないようにしながら、周りの筋肉を鍛えておくことが非常に大切です。
次に股関節の役割を紹介します。股関節は体の中でも人間の動作に深く関わり、繰り返し使用する部位です。体を安定させたり、関節内で起こる摩擦や衝撃のダメージを減らすための優れた機能が備わっています。股関節内の2つの骨の表面は、軟骨という2~7mmの水分の多いクッションのようなもので覆われています。また関節包という袋に包まれており、その中は関節液と呼ばれる液体で満たされています。関節液は、関節を滑らかに動かす潤滑油の役割を果たすとともに、軟骨に酸素や栄養を与えています。
すなわち、股関節は身体全体を支えるのに非常に重要な関節であり、体重の負荷が掛かりやすく痛めやすい。そして痛めると体のバランスが損なわれるため、二次的な痛みを引き起こす原因になりかねないということがわかります。
股関節とは、脚の付け根に位置し大腿骨と骨盤をつなぐ関節です。
しっかり身体をストレッチしたあとに筋肉を鍛えましょう!
◎股関節が痛いからと股関節周りの筋肉だけを鍛えるのはNG
家事で股関節周辺の筋肉は使っているはずなのに筋肉がつかないのかと思われている方も多いようです。
その疑問に関しては、筋肉はある一定の負荷を与え続けないと筋力を維持することができないからです。
日常生活の動きでは残念ながら負荷が足りていないのです。
そこで!身体をストレッチして伸ばした後に行いたいのが、筋力を維持するための筋力トレーニングです。
ストレッチで伸ばした筋肉もすぐにまた硬くなってしまいます。
筋肉をあるべき位置でコントロールして、筋肉本来の機能を維持するための運動が必要不可欠なのです。
※注意点として筋肉痛が生じたら無理して行わず、週2〜3回の頻度を目指しましょう。
枕つぶし
1.枕かクッション、あるいは折り畳んだバスタオルなどを用意してください。
仰向けに寝て、片方の股関節を広げ、膝を枕の上に乗せます。
2.お腹に力を入れながら膝を外に開き、膝で枕をつぶします。
この状態で3秒キープしてください。
左右とも10回を1セットとして3〜5セットを目安に行ってください。
ブリッジ
1.仰向けに寝た姿勢で両膝を立てます。
かかとはできるだけお尻に近づけてください。
両手は体の横で床につけてバランスをとります。
2.お腹にしっかり力を入れて、お尻を床から持ち上げます。
肩から膝までが一直線になるようにし、3〜5秒キープ、10回3〜5セットを目安に行ってください。
※お尻を持ち上げたとき、腰に負担がかかるので体を反らさないよう注意してください。
ベルビックティルト
1.椅子に浅く腰掛けて、両脚の間をこぶし1つ分
くらい開けます。
両手は腰に当て、指が左右の骨盤に触れるようにします。
2.息を吐きながら下腹部全体に力を入れ、骨盤を前に動かし、次に息を吸いながら骨盤を後ろに動かします。
これを1回として10回繰り返し、3〜5セットを目安に行ってください。
★お尻の位置を動かさないよう注意してください。
腸腰筋ステップ
1.椅子に浅く腰掛けます。
両脚の間はこぶし1つ分開けます。
背すじをまっすぐにして膝は直角にし、両手は脚の付け根部分に置きます。
2.背すじをまっすぐ伸ばした姿勢を保ちながら、足の付け根をしっかり押さえてその場で足踏みをします。足は高く上げすぎず、手の力に逆らうように少し持ち上げる程度でおこなってください。
20回を5〜10セット行っていただけると効果的です。
※回数はただの目安なので回数を増やしていきましょう!限界の少し手前が今の自分のベスト回数です!
ワンステップ!
上記トレーニングができた方はもう2つプラス!
運動その1
①床に座り両足を大きめに広げる
②足の親指側を内側に倒すようにして足を内側に回転させる
③②と反対に足の小指側を外側に倒しながら足を外側に回転させる
運動中は息を止めることなく、ゆっくり呼吸しながら行うようにしてください。
これを1日に5回3セットを目安に行っていきましょう。
運動その2
①立った状態で足を肩幅ほどに広げ、足先を気持ち外側に向けて開く。
②両手を頭の後ろで組み、顔は正面を向いたまま、呼吸をしながら膝をゆっくり曲げていく。
③膝を曲げたまま1秒停止し、ゆっくり戻す。
停止するのがつらい場合は、無理せず、ゆっくり曲げて戻す動作だけでも大丈夫です。
これを20~50回ほど繰り返します。
膝を曲げる際に前かがみになりすぎると、膝や腰に負担がかかることもあります。なので、壁に向かって立ち、両手を壁に当てながら行うと、姿勢が安定するので前かがみになりません。
股関節の運動を行うと、股関節周辺の筋肉がほぐされ、柔らかくなります。すると股関節をスムーズに動かせるようになるので、可動域も広がります。また、お尻や太ももの筋肉も動かすので、股関節を支える筋力を強化することもできます。
無理なく続けられる範囲で運動していきましょう!!
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