こんにちは!
ゆかり整体整骨院の青木です。
足が疲れやすいと感じる人は、もしかするとO脚かもしれないです…
O脚は色々な症状を引き起こしますが、足の疲れを起こしてしまう原因にもなっていることがあります。
意外に、O脚と脚の疲れとの関係を知らない方が多いのではないかと思います。
O脚の人は、足が疲れやすくなってしまいます。
また足だけでなくて全身も疲れやすい状態になってしまいます。
ひどくなってくると立っているのもつらくなってきてしまい、虚弱体質のような感じにまでなっていくことがあります。
O脚と疲労体質とは関係があるんです…
じゃあなんでO脚の人は疲れやすいのでしょう…。
それはO脚になってしまうと重心がズレてきてしまい左右に振れていきバラバラになってしまうからです。足の重心を正しく使えていないので無駄な力が脚にかかるようになります。なので疲れない体質の人でも、O脚になるとすぐに脚が疲れるようになり、疲労体質のようになっていきます。
美しい歩き方は………疲れない歩き方です
O脚と脚の疲れをもう少し説明していくと正常な脚の方は、脚のももの骨から膝の関節、脛骨(けいこつ)、足関節に向かって、まっすぐに重心が通ります。
脚の骨に対して自然に重心が加わる姿勢となっていますので、脚にかかる力を骨全体で受けることができます。ですので脚には余分な力が加わらず、少しの力で脚を支えることができるんです。
でも…O脚の方は重心が足の外側に乗ってきます。つまりももの骨・膝関節・脛骨・足の外側に力がかかるようになります。この結果、足の外側の筋肉に大きく負担がかかります。反対に足の内側の筋肉にあまり力がかからなくなります。
そして頭が左右に振れることになります。重い頭が振り子のように左右に振れてしまうと首の付け根に当たる肩周辺に無駄に力が入るようになってしまうのです。結果的に肩もこるし首もこります。
そのためO脚の方は、脚の外側の筋肉が発達し、内側の内転筋が細くなります。O脚の人の脚は、外側に膨らんだシルエットとなるのが特徴でもあります。そういった方よく見かけますよね…
つまり大腿四頭筋のうち、大腿直筋や外側広筋は発達するのですが内転筋があまり発達せず、アンバランスな筋肉の構成となっています。また脛骨の下腿三頭筋も外側にふくらんだ形になります。
内転筋が萎縮し短縮していくと大腿骨から脛骨を引っ張り骨自体も変形させていってしまいます。
O脚の方は、大腿四頭筋の大腿直筋や外側広筋や下腿三頭筋に重心が通るようになるため、負担がかかるようになり、そのため脚の疲れが起きます。またこれらの部位が硬く緊張してパンパンとなった状態も起きやすくなります。
脚の骨格に正常な重心が通らないことにより、筋肉もアンバランスとなって、これが相互に関連しあって、ますますバランスの悪い身体構造となって、疲れやすい脚になります。
早い段階での骨盤調整と足の筋肉の調整と関節の調整、そして正しい筋肉トレーニングと使い方の指導が必要ですね。
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