もう9月も終わり、もうすぐ10月ですね。
一年もあと2か月で終わりますが、この時期は季節の変わり目で体調を崩しやすいです。
特に発熱など風邪の症状は起こりやすいとされており注意が必要です。
一般に37度の体温を超えると発熱状態にあると言われていますが、人間の体温はなぜ約37度にたもたれていれるのでしょうか?
実はハッキリとした答えはまだ出ていませんが、推測はできます。
人間の体温が42度を超えたとき体に起こる危機的状況としてタンパク質の死滅が始まります。
例えば焼肉に行ったときに赤い色の生肉に火を通すと茶色くなっていきます。
あれは焦げていってるのではなくタンパク質が死滅していってるのです。
なのでなんとしても42度近くに体温があがることを阻止しなくてはいけません。
基本的には体温の高い方が代謝が活発に行われるため身体には良いです。
しかし、先ほど申し上げたように42度まで高くなると命が脅かされます。
では、人間の体温はどうやって調節されているのでしょうか?
それは脳にある「視床下部」の働きです。
冬など外気が寒いときは視床下部は身体中の血管を細くして熱が体外に放出されるのを食い止めます。
逆に外気が暑いときは皮膚の汗腺を開き熱を体外に放出しようとします。
視床下部は自律神経の中枢であり、体温の標準を決め、ありとあらゆる方法を使い体温を一定に保ちます。
季節の変わり目で発熱は起こりやすくなりますが、この時すぐに解熱剤を使わない方が良いという説があります。
なぜなら東洋医学では体内環境は季節により変化すると言われており、季節の境目で起こる発熱は身体をリセットさせ、次に訪れる季節に合わす為の作業の為、無理に熱を下げると身体がリセットされず、季節に合っていない状態のまま新しい季節を迎える為体調不良が続いてしまうことになるのです!
体内環境の変化も現れる時期がこれからやってきて、免疫力が低下する恐れがあるのでウイルスなども体内に入ってきやすくなります。
その為、日々の身体のメンテナンスは必ず必要になります。
皆様も風邪など引きませんように日頃からの体調維持には注意して頂いた方はよろしいかと思います。
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